取りこわす住宅の構造や付属物(たとえば浄化槽や取りこわしに手間のかかるものの有無)などによって異なるが、既存の住宅が木造の場合には、床面積1平方メートル当たり五〇〇〇〜六〇〇〇円程度。床面積一〇〇平方メートルの木造住宅であれば、五〇万〜六〇万円の解体工事費がかかるわけである。また、取りこわしたあと整地の必要がある場合には、そのための費用がかかることになる。この点も、業者に見積ってもらい、見積り書のなかに記載させておく。また、取りこわしのさいの注意点としては、まず、解体してもらったものは、完全に取りのぞいてもらうことである。たとえば既存の住宅に地下室があったとき、この地下室は、たんに埋めるだけでなく、地下室の床や壁なども取り払ってもらうこと。また、解体によって生じた古材や材料のクズなどは、完全に現場から取り払ってもらう必要がある。現場から取り払うのはなかなか面倒な場合があり、業者はこれを現場に埋めたり、あるいは地下室があるときには、ここに古材を捨てたりすることがあるが、こうした処置をすると、建築したあと、地盤がゆるんだりする可能性が起こってくる。
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