両親が家を建てようとした時のことです。ハウスメーカーが分譲して売り出していた土地が求めていた条件に合い、早速購入しました。家の建築を始めようとしたら、古くからそこに住んでいる方が「土地の境界線を侵害している」と言ってこられました。慌てて法務局と土地を往復し、測量した所、問題ありません。先方に結果を報告しましたが納得してくれず、両者立ち会いのもと、再び測量をすることに。しかし、先方は目の前で事実を見ても、そっぽを向いてしまいます。
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メーカーさんや大工さん達が苦慮する中、両親は対応した感触から境界線は問題ではないと考えました。購入した土地には昔、洋館が建っていました。周辺の住宅地は古い家が次々取り壊され、新しい家が建っているようでした。先方は、急激に変化する環境に気持ちが追い付かないだけで、たまたまこちらに矛先が向いただけではないかと。翌日からは土地の話しはせず、世間話しだけをしたそうです。それで解決するのか心配になったものですが、歩み寄ることができたようで、見事に一件落着。一つ間違えばこじれたかもしれません。何を大切にするか、見極める力の大切さを実感するできごとでした。