コストパフォーマンスとは、一定のコストのなかでどれだけのことが達成されているかを意味する。つまり二〇〇〇万円の価格の住宅を一八〇〇万円にコストダウンするよりも、同じ二〇〇〇万円のなかで、より高い性能、機能、居住性を求めることが、今後の住宅生産のなかではますます重要になってくる。もう一つ見逃せないのが労働力の問題であろう。住宅供給には必ず現場施工が必要であり、いかに工場生産のシステムを省力化しても、現場施工では省力化できない部分が大きい。
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ところが最近、この現場施工における労働力が著しく不足し、そのため労賃の上昇が避けがたい問題となっている。労賃の上昇が住宅価格のコストアップに与える影響は大きく、これが最近のプレハブ住宅だけでなく、住宅全体の価格上昇の要因となっている。その意味で、今後の問題点として、安定した労働力をいかに確保するかが、プレハブメーカーとその業界における大きな課題として残されている。